廃車買取の仕組み

なぜ廃車寸前でも買取れるのでしょうか。

たくさんの廃車する車

古くなった自動車を廃車買取として引き取ってくれる業者があります。自動車を廃車にすると普通なら費用がかかってしまうのに、お金をくれて買取ってくれることを不思議に思う方もいるでしょう。その理由はやはり需要と供給にあります。日本では何年も使われてボロボロになった自動車は中古車としても売れそうもないので、廃車にしてスクラップかな、となります。しかしそのような売れそうも無い自動車でも、発展途上の国ではまだまだ需要があるのです。特に日本人は自動車の外見・傷などを気にする人が多いのですが、オーストラリアやタイなどの国では自動車は動けば問題なし、という方が多いようです。板金修理で10万円かけるくらいなら廃車にして買い換えようとはならず、凹んだボディーのままで動かなくなるまでは使い続けます。日本製の自動車は故障も少なく丈夫なので、例え走行距離が10万キロを越えている自動車や外見がボロボロの自動車でもまだまだ価値があるのです。国内だけの需要で考えれば成り立たない商売ですが、国外までを視野に入れれば充分に成り立つのです。
トップページにも書きましたが、バイク(二輪車)も同様です。バイク買取をしている会社のサイトを見てみると、海外向けの旨が記載されています。廃車買取をしている業者は日本では廃車にするしかないような自動車を安価で買取り、海外に輸出して再び活躍させてくれているのです。