自動車リサイクル料

2005年から自動車リサイクル法が開始されました。

リサイクルイメージ

自動車リサイクル法によって、廃車を産業廃棄物として扱うのではなくリサイクルを行い資源として利用することが出来るようになりました。それまでは廃棄物として扱われていた自動車が、エンジン部分や座席のパーツ、足回りなど利用できる部分を再利用することが出来るようになったのです。廃車によるスクラップを少なくするために、古い車でも整備してまだまだ使うという動きも活発になっています。これは社会問題にもなっているCO2削減に貢献しています。急激に需要の増えているレアメタルも、廃車買取を利用してリサイクルを行うことで取り出して再利用することが可能となります。廃車買取サービスはこれら社会問題を解決するエコロジーな活動でもあるのです。
自動車リサイクル法により平成17年2月1日以降に自動車を購入した方、車検を通した方は自動車リサイクル料を自動的に支払っています。自動車リサイクル料は廃車時に自動車の所有者が支払う義務があるもので、廃車買取してもらう場合は廃車時の所有者にはあたらないため、自動車リサイクル料を払う義務はありません。すでに支払っている自動車の廃車買取の依頼をするときはこの点に注意しましょう。買取業者によっては自動車リサイクル料をうやむやにして、こちらが詳しくないのをいいことに返金しようとしない場合もあります。そこは信頼できる業者を選びましょう。自動車解体をしているこちらの業者の各サイトに、還付金については詳しく解説されています。

バイクの場合ですと、「二輪車リサイクルシステム」というものがあり、まずは廃棄の際に、二輪車取扱店に相談をしてください。この対象車両であれば、廃棄時に処理費用を徴収することなく再資源化しています。